ここ最近、教え子や友達の相談や職場の人たち話を聞いて感じることがあります。
それは
不快なら不快だと認めよう
というもの。
不快な思いをしているのに、なぜそれを表現しないのか?
相手に伝えなければ、相手は知る由もなく、ずっと気づかないでいると思います。
人だけではなく、仕事や出来事などに対しても同じ。
少しでも自分の心が不快だと感じたなら、何がどう不快なのかをまず探り、感じたことを押し殺すのではなく、認めてください。
場合によっては自分のプライドが自分を不快な状況に落としているかもしれませんし、場合によっては自分がそこに立ち向かう勇気がないからそのことがずっと付きまとう。
不快を不快のまま放置するのはやめましょう。
そのうち人格に影響を及ぼしたり、身体の不調として影響したりします。
こんなことがありました・・・
教え子A:「最近、身体にガスが溜まりやすくなっていて、オナラしたくなる。それが大の方に似た感覚だからトイレに行ってみると、オナラだけなことがよくある。」
私:「それストレスじゃない?」
教え子A:「それ、病院の先生にも言われました。」
私:「どんなことにストレス感じてるの?」
教え子A:「職場の人が陰で自分の悪口を言っているのがストレスです。あとお客さんから外見のことで暴言を吐かれたりします。」
私:「まず1つ。外見について、暴言を吐かれて、落ち込んだりストレスを感じるということは自分もそこをコンプレックスに思っているんじゃないのかな?職場でのことはあくまで仕事として割り切れば、少しは楽になるんじゃない?」
教え子A:「確かにそうです。外見については自分でも小さい頃はそんなに気にしなくなったけど、社会にでて徐々に気にするようになりました。職場の人も陰で似たようなこと言ってるんです。しかも、仕事のことについても。私は私で一生懸命出来るようにしているのに。なんで直接めんと向かって言ってくれないのかな・・・と」
私:「自分のこと好きじゃないんだね。人が自分について言っていることで傷つくってのは、その人たちが言っていることが図星だと思うからでしょ。そうじゃなかったら、気にならないよ・・・言わせておけばいい・・・くらいに思えるはず。そして、直接言ってくれない・・・と言っているけれど、じゃあ、あなたは直接相手に自分が不快に感じていると伝えられるかしら?」
教え子A:「直接言われていないから、言えないです。」
私:「でも耳に入っているんでしょ?だったらそう言えばいいじゃない。」
教え子A:「相手は職場の先輩ですし、上司ですし・・・」
私:「だったら仕事を変えたら・・・身体に出るほどストレスを感じているなら、仕事を変えるべきだよ。それか人事異動で、別の部署に行かせてもらうことだね。」
教え子A:「すぐに転職できなかったら、ニートになっちゃうし、それだけはなりたくないし、せっかく採用してくださったので、なるべく長く続けたい。先日、人事試験を受けたので、通れば移動できます。」

この後もやりとりが少し続くのですが、この後に伝えたのは、
他人は自分の鏡。
自分にも当てはまるところがあるから、
そういうふうに感じたりする。
そして、こういう状況の場合、
“勇気”は必要です。
しかも、自分のために。
どんな内容の勇気かというと、
①陰口を言っている先輩に不快だと伝える勇気
②合わない仕事を無理に続けず、転職する勇気
③自分自身に向き合い、自分を受け入れる勇気
このほか、アドバイスをしたことは他にもあるのですが、こういう場合、不快を不快だと伝えること、認めることは大事です。
やせ我慢する必要はないし、それで身体を壊すくらいなら、いっそのこと自分と向き合い、気づきを得て、それでも合わないようなら転職した方がいいと思います。
ちなみに、下着とかでも例えることができるのですが、
女性の場合、自分の胸のサイズに合わないブラをつけていると、窮屈に感じイライラしたりします。身体を動かしにくかったりもします。 私の友達にいたっては谷間にくっきりと縦にアザができてしまっていました。
不快に感じているのに、“自分はこう、こうしなければいけない”と思いこもうとしていた結果です。
皆さんはいかがですか?
私は不快を感じたら一刻も早くそこから脱したいので、不快だということを表現します。
皆さんも特に体に症状が出ているのなら、一刻も早く対処した方がいいですよ。
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