長年、教育現場で仕事をしてきて、生徒から慕われ、父兄からも信頼され、同僚たちからも評価されている教職員とそうでない教職員がいるのでちょっと比較してみました。
まず、学歴・知識があるのと教えるのが上手かどうか、人望があるかどうかは別の話なのですが、教えるのが下手なだけでなく、生徒から慕われず、父兄からも信頼されず、同僚たちからも評価されていない残念な方々には特徴がありました。
また、一般企業に所属していたこともあるので、これは人に教えることを職業と教師やインストラクターだけでなく、課長、部長、社長など“長”がつく役職の方々やグループ、組織などでリーダーを務めている方にも当てはまると思っています。
・デスクの上や周りが物で溢れている
ちょっとモノが多くても、ちゃんとカテゴライズされていたり、並べてあったりするのであればまだしも、片づけられない、整理整頓ができないのであれば、教えるに当たって、聞き手がわかりやすい話し方をすることはできないと思います。というのも、恐らく自分自身も頭がゴチャゴチャしてしまい、何が言いたいのかハッキリとすることができないからです。
・自分の主張を通そうとする
誰も求めていないのに、何かにつけて主張をしてきたり、存在感をアピールしてきたりする。人の事を尊重することを意識された方がいいタイプですね。あとは何かにつけて言い訳をする人です。
・自分の手柄、功績にしたがる(そうだと主張する)
みんなで協力し合いながら成功させたことであっても、他の人がほとんど動いたことでも、上司や外部の人に対してはあたかも自分がやったんだという言い方をする。質が悪い場合は否定しようものなら、事が過ぎた後でも、繰り返し主張する。
・過去の栄光ばかり話す、将来に向けた話が無い
「昔は~だった」など過去の話ばかりで、新しいものがない。社会が変わっていく中で、新しい話ができず、過去のことばかり自慢げに話したりするのは正直魅力的ではないですよね。
・学ばない
新しい話、将来に向けた話がないのは学んでないからですね。新しい事、世の中の流れなどをはじめ、新しいことに目を向け、チャレンジしていないのであれば、その世代に生まれた生徒や部下のことを理解することはできないでしょうし、コミュニケーションをとることも難しいと思います。勉学を教えていながら、自分は新しい事を学ばなければ、取り入れもしないのはただの化石と言っても過言ではないですね。
・話に割り込んでくる
人の会話でも、話に割り込んできてはその場を仕切りたがる。最終的には自分の言うことを聞かせたいだけだったりする。
・融通が利かない
自分が一番、自分は優秀だと思っているので、意見をなかなか曲げないし、ルールや決まりだと言って、小さい事でも融通を聞かせてくれる優しさはない。
・ファッションセンスというか清潔感がない
ファッションセンスは人それぞれの受け取り方が違うのでここではあえていいませんが、清潔感があるかどうかも評価対象になってきますね。女性の場合、長い髪をしているのに頭皮のところが脂ぎっていたり、洋服にシミがついたまま来ていたり。男性は臭いがある場合は全く清潔感は感じられないですよね。
・歩き方が良くない / 姿勢が悪い
だらしない歩き方をしている人はたいてい姿勢も悪いです。かかとを擦って歩いたり、足のサイズに合わない靴を履いていたり、ヒールがすり減っているにもかかわらず歩いている人は特にダメですね。
・セコイ
考えがみみっちいので、何かにつけてセコイ考えが出てきます。また、ご馳走してもらうことは好きなくせに、人にコーヒー1杯をご馳走するこはほとんどしない。なにかご馳走したことがあれば、後々になってもず~っとそれを主張してくる。
皆さんはこの中で当てはまるとろこはありましたか?また皆さんの周りの役職がついていたり、リーダー格の人に当てはまる項目はありましたか?
自分で書いておきながらですが、残念な部類に入らないように引き続き精進したいと思います。
最後まで読んでくださりありがとうございます。